虚構と欺瞞の世界に生きる

全ての道はイエズス会に通ず All Roads Lead to the Jesuits

和訳: ロン・ポールの記事「議事堂事件の政治犯に正義を」

 

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この画像に示すロン・ポール共和党議員の記事を一読するように、とベン・スワン氏らアメリカのジャーナリストたちが話題にしていたのが目に止まったので以下に和訳した。

 

 

1月6日の政治犯に正義を求める

 

マイク・ジョンソン新下院議長は、2021年1月6日の「反乱」 のすべての録画テープの公開をついに承認し、自由と正義のために一撃を加えた。私たちアメリカ国民は、他でもないジョー・バイデン大統領自身によって、これは「 南北戦争以来の我が国の民主主義に対する最悪の攻撃」だったと伝えられた。この「反乱」に参加した数百人は、バイデン政権によって解き放たれたFBIによって探し出され、 強制収容所に収監され、拷問のような状況(多くは独房) の中で裁判にかけられるのを待っていた。

当時の下院議長ナンシー・ペロシのもと、「トランプ主導の反乱」の「真相究明」のために議会委員会が設置された。これには、野党である共和党によって任命された議員は一人も含まれなかった 。代わりに、ペロシ議長と民主党員によって統制に服すると信用されていた2人 の「共和党員」、リズ・チェイニーとアダム・ キンジガーが含まれていた。

端的に言えば、これらはすべて、昔ながらのソビエト式の見せしめ裁判だった。証拠は隠匿され、 あらかじめ決められていた判決 ― すなわち有罪 ― が、政権の支配を強化し、さらなる反対分子を怯えさせて沈黙させるために使われたのだ。メッセージは明白だった:「2020年の大統領選の「完璧さ」 を批判したら、他の暴徒と一緒に強制収容所に放り込まれるぞ」

これは恐怖であり、非常に反アメリカ的だった。

そしてついに私たちは、ジョンソン議長のおかげでこれが大嘘だったことを自分の目で見ることができた。新しい動画には、デモ者たちが議事堂に入った後、警察官と握手していた様子が映っていた。デモ者たちは、警察官によって議事堂の中に案内されていた。警官らは デモ隊が入れるよう、ドアを手で押さえるまでしていた! デモ者たちは、その後自分たちが一網打尽に捉られて収監されるなど知る由もなかった。

このことは、2021年1月6日に何ら犯罪行為がなかったことを意味するのか?全くそうではない。既に公開済みの録画には、暴力やその他の犯罪性を示す映像だけが選ばれていた。今回公開された全映像は、これが政府を転覆させるための組織的な企てだったという際限なきプロパガンダが虚偽だったことを疑いの余地もなく示していた。

では、あの日の暴力と騒乱はどうだったのか?どの程度が覆面のFBIエージェントによって煽動されたものだったのか? 新たな映像には、議事堂の外にいた警官が、デモ者たちに全く警告なしで発砲していたことが明らかに示されていた。だからこそ、メリック・ ガーランド司法長官をはじめとするバイデン政権の高官が、毎回毎回の公聴会で、 当日何人の連邦捜査官が現場にいたのか、暴動の煽動に関与したのかについて議会に話すことを拒否したのだろう。

この証拠映像の公表を受け、今裁判を待っている、 又は服役中の非暴力的なデモ者全員がすぐさま釈放されるべきである。この嘘の拡散に関与した権力者は、自らが独房に入るべきだ。

しかし、この遅れてやってきた正義は、マシュー・ ペレナのようなデモ者を助けることはない。新たな動画には、懸念している様子もない警察官らの面前で、彼が議事堂の中に冷静に歩いて入って行く様子が明瞭に映っていた。しかし、メリック・ガーランドの「司法省」 がペレナに対してテロ罪の刑事告発を起こすと発表したとき、彼は絶望して、自宅の車庫で首を吊った。

はい、一種の反乱のようなものはあった。あの権力者たちはドナルド・トランプを憎むあまり、 彼が大統領になるのを阻むために、同胞のアメリカ人を拷問にかけ、殺害することすら厭わなかった。この者たちに正義を下さない限り、私たちが守るべき共和国はもはや存在しなくなるだろう。

 

~記事は以上~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

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故マシュー・ペレナさんの叔母は、自分の美しい甥が非暴力の罪状で、司法省によって13ヵ月精神的に拷問された後首を吊った。どこに激怒の声があるのかと問うツイートを固定にしていた。