虚構と欺瞞の世界に生きる

全ての道はイエズス会に通ず All Roads Lead to the Jesuits

「私はウクライナ人」(2014)は、NEDラリー・ダイアモンド制作のプロパガンダビデオだった(2016年の記事)

2015年の柳沼さんのまとめを振り返る
 
 

SEALDs=人工芝運動

政治に目覚めて詳しくなった人が増えたと思いきや、また絶賛引っかかり中のSEALDs。 マスコミは嘘、インチキだーとツイッターで吠えてたのに、またマスコミに乗せられる善良な人たち多すぎ。
 
国民投票がいいと思います」と改憲に誘導する古賀茂明
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柳沼さん:”『 I am not Abe』古賀茂明
混合診療の解禁、TPPの推進、解雇規制緩和の推進、法人税減税の推進、農協解体の推進、郵政民営化の推進など一貫した規制緩和論者として知られ。
戦争はしないと言うだけでバリバリの新自由主義者。”

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柳沼さん:
「何故俺らが気づいたかというと、今の日本の騒ぎはついこの前ウクライナでやっていたとととそっくりなんだ。ウクライナのクーデターは米が後ろでやってる。ウクライナの市民のクーデターを調べるとまんま日本は同じことさせられてて呆れる。海外、他国でどうしてあんな酷いことになったのか?とか調べる、見とくと今の日本の現状が分かるつ〜か。「人工芝運動」と言うんだって。こういう統治者の騙し方を。」
ウクライナクーデターをアメリカが操っていた証拠:
”I am an Ukranian"(私はウクライナ人)やらせビデオ
 
ただ外見の魅力的な女性が「このビデオをシェアするだけでいい」と訴え、CIAであるCNNのアンダーソン・クーパーに報道されるという茶番。
 
ウクライナ人が自由のために立ち上がった」という単純な設定にしたい。
本当は、EU、ロシアなどをめぐるその地域特有の、多面的で複雑な問題があるので、そんな単純なものではないのだ。
アメリカは、ロシアを孤立させたいために、NED(全米民主主義基金)などが資金出資し、このビデオ作成に携わった。
 
地理的情勢は異なるが、SEALDSと手口がそっくりだ。
 
8/3追加
あるFBユーザの記事の訳:
私、このセクシーなウクライナの女の子のビデオの背後にいるのはジョージ・ソロスだと間違って非難してしまったよ。彼女は、このような抗議運動の信用性と正当性を得ようとして、世界に同情を求める抗議者のようなふりをしている。(実際の抗議者の行動を見てたら、それとは程遠いけどね)。
メディアは、これらの金をもらった抗議者による、この暴力的なテロ行為を、腹を立てた普通の抗議者のように描写している。その間彼らは、政府の建物や警察署などを暴力的に占拠している。
そこで私は思った。アメリカやその他の国は、自国で抗議者たちが暴力的に政府ビルや警察署のビルを占拠したら、どんな風に振舞っていただろうかってね。念頭に置いてほしいのは、その間、アメリカ議会は、もしこれらの暴力的な抗議者がウクライナ警察によって鎮圧された場合には制裁を脅す決議を可決していた。

別の言葉で言い換えれば、もしウクライナ政府が、アメリカの警察が平和的抗議者に対して振舞うとおりの方法でこれらの自国の暴力的な抗議者に対して振舞っていたら、ワシントンがウクライナの内政事情に介入する理由になるかね?皮肉だね?

訂正に話を戻すよ。ごめんよ、ジョージ・ソロスさん、このウクライナの美しい女の子を使ったビデオの著作者は、あなたじゃなくて、スタンフォード大学だった。資金提供はどっかのモロッコ王子であり、どっかのラリー・ダイヤモンドにインスパイアされたものだ。

ラリー・ダイヤモンドっていったい誰だって?
ラリーはNEDのディレクターだ。NEDってのは、世界中の政権交代デモに資金を提供した組織の1つだ。NEDのWebサイトを見れば、これが米国連邦議会から資金を受けていることを確認できる。
 
以下に、この動画を翻訳します。

‘I Am A Ukrainian’ Video Exposed As Kony-Style Scam
「私はウクライナ人」ビデオが、「コニー2012」同様の詐欺として暴露される

(2014年にこのすばらしいジャーナリズムを提供していたポール・ジョセフ・ワトソンさんは2019年現在、アルトライト側の政府の御用です。政府の人身売買や911の真犯人などイスラエルユダヤ人については一切暴露しない、寸止め誤誘導の工作員ですので注意が必要です。)
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これが発端となった問題のプロパガンダビデオ:

「独裁がー!腐敗がー!このビデオを拡散するだけでいいから助けて」だそう。

アメリカのメインストリームメディア(CNN=CIA)に出てくる:

www.youtube.com

ウクライナの人工芝要員、ユリアさんは、息をのむような美人。
もちろんその容姿で女優として選ばれたとわかる。英語はたどたどしい。
ネットには「traitor(売国奴)」とも書かれていた。

 

背景情報:

コニー2012と言っているのは、オバマがやったこのプロパガンダキャンペーンのことです。
http://gigazine.net/news/20120313-kony2012/

f:id:Naomi-sayonara:20190603153042j:plain

 

”A Whisper to a Roar(2012)”ドキュメンタリー映画は、映画監督ベン・モーゼスが、NED/スタンフォード大学のラリー・ダイヤモンドの影響を受けて製作したドキュメンタリー映画
filmmaker Ben Moses, the film was inspired by the work of Stanford University’s Larry Diamond
http://www.imdb.com/title/tt2266651/

f:id:Naomi-sayonara:20190603153105p:plain

「エジプト、マレーシア、ウクライナベネズエラジンバブエの5国の勇気ある民主主義活動家が、自国民に自由をもたらすためにすべての犠牲を払う」wwwwww

2014年 

2014年 
ウクライナで、両サイドの死者が増え、軍隊を送ろうかという議論がが出てきているなか、なぜウクライナで暴動が起きているかについて、その
ナラティブ(筋書き、語り口調)をコントロールしようという動きが、メインストリームメディアの中で激化している。

米国が後援するウクライナの抗議者は、Kony2012スタイルのビデオの拡散によってその正当性を呼びかけている。そのビデオは
、デモが「草の根」であることを勝ち誇ったように述べているが、これらの抗議は、その影の(怪しい)NGOと関係がある。これらのNGOは、過去にも、やらせの偽物のカラー革を演出することに直接関与してきた。

「わたしはウクライナ人」というタイトルのこのビデオはすでに340万回視聴された。この中で、魅力的な女性が、ウクライナ
暴動は、自由と民主主義だけに関することだと主張している。

ビデオは典型的な
口先だけの(口達者で軽薄な)ものであり、ウクライナで起きている抗議の理由はたった1つしかないという説明を提起する、純化された感情的なプロパガンダである。それはこの暴動の背景である、米国、EU,ロシアの間の綱引きという、多面的な地理的、政治的要素を無視した、とんでもないでたらめである。

この女性は、視聴者に、「あなたもこの話を語って、ビデオをシェアする」だけの方法で私たちを助けてと促している。そして、この議論の中心を、「この危機は、ウクライナ人は自由を求めているからだ」という世間知らずなナラティブ(筋書き)の枠の中にはめこむことで、本当の理由をブラックリスト化している。本当の理由とは、基本的に、この西側諸国が扇動した革命は、ロシアの地理的政治的孤立を狙いとしていることだ。

このビデオの起源は、ビデオが描写するような
「草の根」ではない。このビデオクリップは、世界各地での民主主義のための闘争に関するドキュメンタリー「A Whisper to a Roar」(直訳:怒号へのささやき)を製作したチームによって製作された。このドキュメンタリーは、モロッコのヒッチャム王子によって資金を提供され、外交問題評議会(CFR)のメンバーであるラリー・ダイアモンドからインスピレーションを得た作品とされる。

外交問題評議会(CFR)は、アメリカで最も影響力のあるシンクタンクとみなされており、米国務省と深い関係がある。ヒラリー・クリントンが、「CFRは国務省から道をちょっと歩くだけで行ける距離だから、命令を取りに遠くまで行かなくていい」と半分ジョークで言ったくらいだ。

この炎上したビデオ「私はウクライナ人」を製作した会社の背後に影響した
ラリー・ダイアモンドは、NED(全米民主主義基金)、およびUSAID(米国国際開発庁)と密接に働いてきた。

NEDはCIAの民間部門と見なされており、1983年に創立されて以来、
扇動者の暴動、クーデターの企て、新植民地主義政権交代行為に関与してきてきた。企画された陰謀、2004年のオレンジ革命もその1つである。この革命によって、アメリカの操り人形ヴィクトル・ユシチェンコウクライナの権力になった。

また、ラリー・ダイアモンドは、
NED協賛のアラブの春において重要な役割を果たした。アラブの春とはもちろん、実際には、この地球上で最も有力な西側諸国の機関のいくつかによって結成され、管理された、一連の建前上の「草の根」反乱であった。

ダイアモンド氏が「私はウクライナ人」ビデオに関与していたことは、明らかに、この動画が、
何も考えない大衆に、ウクライナの暴動は完全に自然に発生したもので、西側勢力によって扇動されたのではないと確信させるための、粗雑な(下品な、あからさまな)努力であったことを示唆している。実際にはその真逆が真なのだが。

このビデオクリップは、Kony 2012詐欺を彷彿とさせる。
コニー2012は、単純化されたプロパガンダ、感情的な操作の拡散ビデオを使って、何百万人もの人々に、アメリカのアフリカへの軍事介入を納得させようとするものであった。

「私はウクライナ人」ビデオの作者、Ben Moses(ベン・モーゼス)氏は、「民主主義の映画を作った」とき、自分がウクライナにいたことを認めた。

これもまた、疑いもなく、NEDのラリー・ダイアモンドによってインスピレーションを受けたものであろう。しかもこれは、実際に抗議が始まる前に着手されていた。

このビデオが入念に考え抜かれたPRスタント(やらせ)であるとの絶対的証拠を提供するかのように、この女性はC
NNのアンダーソン・クーパーの番組に直ちに招待され、そのインタビューが報じられた

クーパーとCNNは、Kony 2012のFalse Flag(偽旗作戦)を、強烈に推進し続けた。その映画監督が公に完全に破滅するまで。

クーパーは、偽の「Syrian Danny」False Flag(偽旗作戦)にも深く関与していた。これも、シリアへの米国の軍事介入を推進する自作自演ビデオに依存したやらせだった。

抗議者が米国製であるという非難のなか、
これらの抗議者がお金をもらっているという確かな証拠もあり、ウクライナ危機の理由のナラティブは、単なる「腐敗に対する草の根の反乱」よりもはるかに複雑なのは明らかである。

EU支持派の抗議者は、奇妙にも、EUとの密接な関係を求めていた。EUはその慣行化された腐敗で有名である。政府のビルを占拠した多くの活動家は、億万長者のグローバリストであるジョージ・ソロスのオープンソサエティ財団から100%
資金提供を受けたグループから来ていた

このやらせ芝居の舞台は、12月にウクライナ政府が暴力的にあるという設定で始まった。このとき、ヨーロッパ担当の米国務次官補、ビクトリア・ヌーランドが、アメリカがウクライナ「よい形での政府」を実現するのを助けるために、50億ドルを投資すると発表した。その政府の本性は、今月初旬に暴露された。ヌーランド氏が、米国ウクライナ大使ジェフリー・ピアット氏と、ウクライナ将来の傀儡政権を選ぼうと共謀している電話での会話がリークしたのだ。それは、ジョン・マケインによる、ロシアの影響を制圧するという誓いを成功させるためのものであった。

ウクライナで起きている危機は、白か黒かのような両極端な問題ではないことを強調することが重要だ。これは、単にウクライナ政府の腐敗に対する不満から出現した自然発生的な反乱ではないし、また、完全に偽物の色革命と関連して、完全に策略された陰謀でもない。膨大な抗議グループのレイヤの中には、その両方の要素があるのは確かだ。

しかし今、メインストリームメディアとCNNがKony 2012のようなやらせを、この拡散した「私はウクライナ人」ビデオを使って激しくやっている。
何百万人もの人々は、ウクライナ暴動の真実を決して知ることはない。
なぜなら真の事情は、魅力的な女の子がYouTubeビデオで
2分間自由や民主主義について口のうまい声明を発表することよりも、いくらか複雑だからだ。
プロパガンダとはこのように機能する。単純であればあるほどよい。 This is how propaganda works. The simpler, the better. 

アラブの春」に言及する土井香苗
アムネスティインターナショナル(NGO)が、ヒューマンライツウォッチと三菱商事トークショー

2012-12-6アムネスティインターナショナル 2012 プレスリリース 
引用: 世界最大の国際人権 NGO であるアムネスティ・インターナショナル日本とヒューマン・ライツ・ウォッチ 東京事務所は、世界人権ウィークの始まりを記念し、協働イベントを開催します。昨今、アラブの春」やウォールストリートにおける街頭デモなど、人権環境の改善のため市民が声を上げる流れが加速しています。そんな流れの中で、私たち日本人は人権とどう向き合うべきでしょうか。